Excel のファイルを一時的に読み取り専用で開くには

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エクセルの大切なファイルの内容を確認したいときってありますよね。でも、誤ってそのファイルを変更するような危険は冒したくないですし、そのためにファイルをコピーするのも面倒だと思います。そんな時に役立つのが、読み取り専用です。

この記事では、ファイルを一時的に読み取り専用で開く方法を紹介します。読み取り専用として開くと、今回だけファイルの上書き保存ができなくなり、安全に閲覧できるようになります。

ファイルを開くダイアログから読み取り専用として開くを選択して、一時的に読み取り専用で開けます。

読み取り専用とは

ファイルが読み取り専用で開かれると、タイトルバーに読み取り専用と表示されます。

ファイルを読み取り専用で表示中
読み取り専用でもファイルの編集はできます。

上書き保存しようとすると {ファイル名} は読み取り専用のため、上書き保存できません。というメッセージが表示され、保存できません。

名前を付けて保存することはできますが、元のファイルを上書きすることはできません。

ファイルを一時的に読み取り専用で開く

ファイルを一時的に読み取り専用で開くには、ファイルを開くダイアログから読み取り専用として開くを選択します。

  1. エクセルを開きます。
  2. Ctrl + F12 キーを入力して、ファイルを開くダイアログを表示します。
    ファイルを開くダイアログ
  3. 読み取り専用で開きたいファイルを探して選択します。
    ファイルを開くダイアログからファイルを選択
  4. 開くのから読み取り専用として開くを選択します。
    ファイルを開くダイアログからファイルを読み取り専用として開くを選択

これで、そのファイルが読み取り専用で開かれました。上書き保存する心配なく閲覧できます。

ファイルを保護する方法について

ファイルを保護する方法には、パスワードを設定してロックする。読み取り専用にして上書き保存を禁止する。最終版にして編集不可にするなど様々あります。

その他のファイルを開く方法

ファイルを開く様々な方法があります。

まとめ

  • 安全に閲覧:内容を確認したいファイルを誤って編集してしまうことを防ぎ、安心して閲覧できます。
  • ファイルを保護:意図しない変更から大切なファイルを保護します。
  • 上書き保存を禁止:元のファイルを上書き保存できなくなり、変更される心配がありません。

この方法を活用してエクセルの時短に役立ててください。