Excel のシートを削除するには
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エクセルで作業をしているとシートが増えていきますよね。使わなくなったシートをそのままにしておくと、誤って操作したり他のシートを探すのに煩わしく感じることもあると思います。
そんな時、シートを削除するする方法があるんです。不要になったシートを削除してファイルをスッキリさせられます。
作業用に作成した一時的なシートは後から必要ないため削除できます。シート数が減ると操作ミスも減らせます。
シートの右クリックメニューにある削除を選択して、削除できます。
シートを削除する
シートを削除する方法がいくつかあります。それぞれの結果に違いはありません。
- シート見出しからシートを削除する
- リボンからシートを削除する
❌シート見出しからシートを削除する
シートを削除するには、シートの右クリックメニューにある削除を選択します。
- エクセルを開きます。
-
削除したいシートを右クリックして削除を選択します。
Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら複数のシートを選択してから右クリックすると、まとめて削除できます。 -
確認メッセージこのシートは完全に削除されます。続けますか?が表示されるので 削除 を選択します。
何も入力していないシートならメッセージは表示されません。
これで、シートが削除されました。ファイルの最後のシートは削除できません。必ず一つはシートが残っている状態にする必要があります。
❌リボンからシートを削除する
シートを削除するには、ホームタブにあるシートの削除を選択します。
-
削除したいシートを選択します。
- シートを選択する方法で、選択方法などを詳しく解説しています。
- Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら選択すると複数のシートを選択して、まとめて削除できます。
-
ホームタブから削除にあるシートの削除を選択します。または Alt + H, D, S キーの順に入力して、ショートカットから選択できます。
-
確認メッセージこのシートは完全に削除されます。続けますか?が表示されるので 削除 を選択します。
何も入力していないシートならメッセージは表示されません。
これで、シートが削除されました。ファイルの最後のシートは削除できません。必ず一つはシートが残っている状態にする必要があります。
クイックアクセスツールバーからシートを削除する
クイックアクセスツールバーからシートの削除ボタンを選択しても削除できます。
-
ホームタブから削除にあるシートの削除を右クリックしてクイックアクセスツールバーに追加を選択します。
-
クイックアクセスツールバーに表示されたシートの削除ボタンを選択します。
シートが削除されます。
- この他にもクイックアクセスツールバーにコマンドを追加する方法があります。
- クイックアクセスツールバーのボタンを並べ替える方法があります。
シートを削除してみる
シートを削除すると元には戻せません。削除前に名前を付けて保存からコピーを作成すると元に戻せるようになります。
🏷️名前の定義
シートを削除すると、定義した名前の範囲がそのシートなら名前も削除されます。
- 範囲がブック:参照範囲に削除したシートが含まれているなら不正な参照になります。
- 範囲が削除したシート:削除されます。
- 範囲が他のシート:参照範囲に削除したシートが含まれているなら不正な参照になります。
これらにより不正な参照になることがあるため、削除した後に確認する必要があります。
🔗セル参照
Sheet1 が =Sheet2!A1 のように他のシートをセル参照しているとき、参照先のシートを削除すると結果がエラー#REF! になります。
🚫シートを非表示にする
削除したシートを後から使用するかもしれないなら、代わりに非表示にする方法があります。再表示していつでも元の状態に戻せます。詳細については近日公開予定です。
シートを操作する
シート数を変更したり、追加することができます。
- シート数の既定値:ファイル作成時のシート数を変更する方法があります。シート数を 1 にして不要なシートを作成しないようにできます。
- 追加する:新しいシートを追加する方法があります。部署別や月別のようにシートごとにデータを管理できるようになります。
- コピーする:シートをコピーする方法があります。作成済みのシートを複製して作業効率がアップします。
まとめ
- 不要なシートか:重要なデータが含まれているなら削除前に確認が必要です。必要なくなったデータなら削除しても問題はありません。
- 事前にバックアップする:シートを削除すると元に戻すことはできません。削除前にバックアップを作成しておくと、万が一の時でも元の状態に戻せます。
- 参照先のシートに注意:削除しようとしているシートが他のシートからセル参照や数式で使用されていないか確認が必要です。
この方法を活用してエクセルの時短に役立ててください。