Excel のシートを選択するには

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エクセルには複数のシートを追加できます。「1月の売上データ」「2月の売上データ」のように分けてデータを整理でき、編集したいシートを選択できるようになります。

この記事では、一つのシートを選択する方法を紹介します。ノートのページをめくる感覚でシートを切り替えられます。

シート見出しやショートカットキーから選択したり、シートの一覧からも選択できます。

シートを選択する方法がいくつかあります。それぞれの結果に違いはありません。

シート見出しからシートを選択する

シート見出しからシートを選択する方法がいくつかあります。

  • シート見出しからシートを選択する
  • シートが隠れているとき
  • シートの一覧からシートを選択する

📑シート見出しからシートを選択する

シートを選択するには、シート見出しにあるシートを選択します。

  1. エクセルを開きます。
  2. シート見出しから切り替えたいシートを選択します。
    シート見出しからシートを選択

これで、そのシートが選択され、そのシートのセルを編集できるようになりました。

シート見出しからシートを切り替えた後

🙈シートが隠れているとき

  • シート見出しにシートが表示しきれないときは < > を選択します。または Ctrl キーを押しながら選択します。
    シート見出しから < > を選択
    これで、シート見出しがスクロールされ隠れているシートを選択できるようになりました。Ctrl キーを押しながら選択したときは、端までスクロールされます。
    シート見出しをスクロール
    隠れているシートがないときは選択できません。
  • 隠れているシートを表示しながら選択するには を選択します。
    シート見出しから … を選択
    これで、シート見出しをスクロールして表示されたシートが選択された状態になりました。
    シート見出しをスクロールしながら選択
    隠れているシートがないときは表示されません。
  • シート見出しの幅を変更するには をドラッグします。
    シート見出しの … をドラッグ
    これで、シート見出しの幅を広げて多くのシートが表示されるようになりました。
    シート見出しの幅を変更
    幅を広げた分、スクロールバーのサイズが縮まります。

📑シートの一覧からシートを選択する

シートを選択するには、シートの一覧からシートを選択します。

  1. シート見出しの < > を右クリックします。
    シート見出しの < > を右クリック
  2. 選択したいシートを選択して OK を選択します。
    シートの一覧からシートを選択して OK ボタンを選択
    • 非表示にしているシートは、この一覧には表示されません。
    • ダブルクリックして選択すると、OK ボタンの選択を省略できます。

これで、そのシートが選択され、そのシートのセルを編集できるようになりました。

ショートカットキーからシートを選択する

ショートカットキーからシートを選択する方法がいくつかあります。

  • ショートカットキーからシートを選択する
  • キーボードからシートを選択する

⌨️ショートカットキーからシートを選択する

シートを選択するには、ショートカットキーを入力します。

この方法ではシート見出しを非表示にしているときでも操作できます。
    • 選択されているシートの左側のシートを選択するには Ctrl + PageUp キーを入力します。
    • 選択されているシートの右側のシートを選択するには Ctrl + PageDown キーを入力します。
    繰り返し入力することで、端のシートまで選択できます。

これで、その隣のシートが選択されました。

⌨️キーボードからシートを選択する

キーボードからシートを選択できます。

この方法ではシート見出しを非表示にしているときは操作できません。
  1. F6 キーを何回か入力して、シート見出しにフォーカスを設定します。
    F6 キーを入力してシート見出しにフォーカスを設定
  2. , キーを入力して、選択したいシートにフォーカスを移動します。
    ←, → キーからシートにフォーカスを移動
  3. 選択したいシートにフォーカスがある状態で Space キーを入力します。

これで、フォーカスのあるシートが選択されました。

キーボードからシートを選択

ナビゲーションからシートを選択する

シートを選択するには、ナビゲーションからシートを選択します。

  1. 表示タブからナビゲーションを選択します。または Alt + W, K キーの順に入力して、ショートカットから選択できます。
    表示タブを選択 リボンのナビゲーションを選択
  2. ナビゲーションから切り替えたいシートを選択します。
    ナビゲーションからシートを選択
    選択はできませんが、非表示にしているシートも一覧に表示されます。

これで、そのシートが選択されました。

ナビゲーションからシートを選択する方法で、セルやグラフなどを選択する方法も詳しく解説しています。

シートを選択してみる

画面に表示されているセルは選択しているシートのセルです。別のシートを選択して切り替えると、編集されるセルもそのシートのセルになります。

シートを選択すると背景色が変化し、シート名に下線が表示されます。この開いているシートのことをアクティブシートといいます。これで他のシートと区別がつきます。

Sheet1 を選択
Sheet2 を選択

「1月の売上データ」「2月の売上データ」のようにシートを作成すると、1 つのファイルだけでデータを整理でき、シートを切り替えて入力や参照ができるようになります。

ファイルを保存すると、そのとき選択されていたシートが、次にこのファイルを開いたときに選択された状態で開かれます。

複数のシートを選択してまとめてシートに対して操作する方法があります。

シートを操作する

シートを追加したり名前を変更するなど、選択したシートに対して操作できることがあります。

  • 追加する:新しいシートを追加する方法があります。部署別や月別のようにシートごとにデータを管理できるようになります。
  • 名前を変更する:シートの名前を変更する方法があります。「請求書」のように明確な名前を付けると見つけやすくなります。
  • 移動する:シートを移動する方法があります。時系列など関連性がある順番で並べると素早くシートを操作できるようになります。

まとめ

  • シートを切り替える:画面に表示されているセルは、選択されているシートのセルです。入力したいデータに合わせて編集したいシートを切り替えられます。
  • アクティブシート:現在開いているシートは、シート名の下に下線が引かれるので見分けることができます。
  • データを整理:「1月の売上データ」「2月の売上データ」のようにシートごとにデータを分けることでデータを整理しやすくなります。

この方法を活用してエクセルの時短に役立ててください。