Excel のファイル作成時のシート数を変更するには

公開日:

エクセルの新しいファイルを作成したときにシートが3枚追加されていますよね。この数を変更したいと思ったことはありませんか。

ブックのシート数の初期値が3枚

この記事では、ファイル作成時のシート数を変更する方法を紹介します。シートの数を増やしたり減らしたりできます。

ファイルを作成するたびに毎回不要なシートを削除しているなら、シート数を減らしておくとその手間を省けるようになります。

オプション画面にあるブックのシート数から、既定の数を変更できます。

ファイル作成時のシート数を変更する

ファイル作成時のシート数を変更するには、オプション画面のブックのシート数に指定します。

  1. ファイルタブからオプションを選択します。または Alt + F, T キーの順に入力して、ショートカットからオプション画面を表示できます。
    ファイルタブを選択
    ファイルのオプションタブを選択
  2. 全般タブからブックのシート数に既定のシート数を指定します。
    オプションの全般タブを選択
    オプション画面のブックのシート数を指定
    1 ~ 255の範囲で設定できます。

これで、新しいファイルを作成したときのシート数が変更されました。

新しいファイルを作成してみる

ブックのシート数を変更したら、新しいファイルを作成するとシートの数が変更されています。

    • ファイルタブから空白のブックを選択します。
      ファイルタブを選択
      ファイルのホームタブを選択
      ホームタブから空白のブックを選択
    • または Ctrl + N キーを入力して、ショートカットから作成できます。

作成されたファイルのシート数が設定したシート数になります。

ブックのシート数1 のとき:

ブックのシート数を 1 にして作成

ブックのシート数3 のとき:

ブックのシート数を 3 にして作成

ファイル作成時の既定値を変更する設定

シート数以外にもフォントなどを変更できます。挿入したシートにも反映されます。

  • フォントの既定値:ファイル作成時のフォントを変更する方法があります。挿入したシートのフォントも変更されます。詳細については後日公開予定です。
  • フォントサイズの既定値:ファイル作成時のフォントサイズを変更する方法があります。挿入したシートのフォントサイズも変更されます。詳細については後日公開予定です。
  • ビューの既定値:ファイル作成時のビューを変更する方法があります。挿入したシートのビューも変更されます。詳細については後日公開予定です。

新しいファイルや新しいシートそのものをテンプレートから作成できます。

まとめ

  • 作業効率の向上:毎回不要なシートを削除したり、新しいシートを追加しているならその手間を省けます。
  • シートを整理:シート数が余計にあっても使わないから気にしないというわけにはいきません。シート数を 1 にすると不要なシートが作成されなくなりスッキリします。
  • 新しいファイルの既定値:ファイル作成時に毎回シートやセルの設定を変更しているときはテンプレートから作成する新しいファイルの既定値を変更します。設定を変更した状態でシートを追加するには新しいシートの既定値を変更します

この設定を活用してエクセルの時短に役立ててください。