Excel の最近使ったファイルの表示数を制限するには
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エクセルのファイル(ブック)を開くときに、最近使ったアイテムの一覧にファイルが表示されすぎて、目的のファイルを見つけにくいという経験はありませんか。
この記事では、そんな悩みを解決する方法として、最近使ったアイテムの表示数を制限する方法を紹介します。
表示数を制限することで、不要な古いファイルが表示されなくなり一覧がスッキリします。また、目的のファイルを見つけやすくなるため、作業効率アップにもつながります。
オプション画面にある最近使ったブックの一覧に表示するブックの数に表示数を指定できます。
最近使ったファイルの表示数を変更する
最近使ったアイテムに表示されるファイルの数を変更するには、オプション画面の最近使ったブックの一覧に表示するブックの数に表示数を指定します。
- エクセルを開きます。
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ファイルタブからオプションを選択します。または Alt + F, T キーの順に入力して、ショートカットからオプション画面を表示できます。
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詳細設定タブから最近使ったブックの一覧に表示するブックの数に表示数を指定します。
0 ~ 50の範囲で入力できます。0 にするとなにも表示されなくなります。
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OK を選択します。
これで、表示されるファイルの最大数が変更されました。
最近使ったファイルの一覧を表示してみる
最近使ったアイテムを表示すると、設定した数の範囲内で表示されるようになっています。
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ファイルタブから開くを選択します。
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最近使ったアイテムを選択します。または Alt + F, O, R キーの順に入力して、ショートカットから最近使ったアイテムを表示できます。
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ブックタブを選択します。最初から選択された状態になっているので、この手順は飛ばせます。
一覧に表示されるファイルがお気に入りも含めて最大数を超えなくなります。超えるときは古いものから順に一覧から削除されます。お気に入りにしているファイルも最大数を超えるときは一覧から削除されます。

最近使ったファイルをカスタマイズする
最近使ったファイルには一覧を表示するだけでなく、よく使うファイルを固定表示したり、不要なファイルを非表示にするなどカスタマイズできます。
- よく使うファイルを開く:最近使ったファイルの一覧から開く方法があります。よく使うファイルを簡単に見つけられます。
- お気に入り:よく使うファイルをお気に入りにして一覧の一番上に固定表示する方法があります。新しいファイルを開いても位置が変わりません。
- 一覧から削除:最近使ったファイルを一覧から削除して非表示にする方法があります。
- フォルダーの一覧の表示数を制限:最近使ったフォルダーの表示数を制限する方法があります。お気に入りにしていないフォルダーが、この数を超えて一覧に表示されることはありません。
まとめ
- 作業効率アップ:扱うファイルの数に合わせて適切な数に設定すると、探しやすくなり作業効率がアップします。
- 不要なファイルを削除:一覧には最近操作したファイルが上から順に表示されています。使わなくなった古いファイルは一番下に表示され、表示数を超えたときに一覧から削除されます。
- 画面をスッキリ:一覧に表示される数が多いと画面がごちゃごちゃしてファイルを探すのが大変になります。
この設定を活用してエクセルの時短に役立ててください。