Excel のクイックアクセスツールバーからコマンドを削除するには
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エクセルの自動保存など不要なコマンド(ボタン)がクイックアクセスツールバーに表示されていると煩わしいですよね。これを削除して見た目をスッキリできます。
余計なコマンドを非表示にすると必要なコマンドだけ表示されるので、操作ミスを減らして作業時間を短縮できます。
クイックアクセスツールバーからコマンドを削除する方法がいくつかあります。
クイックアクセスツールバーからコマンドを一つずつ削除する
コマンドを一つずつ削除するには、コマンドからクイックアクセスツールバーから削除を選択します。
- エクセルを開きます。
-
削除したいコマンドを右クリックしてクイックアクセスツールバーから削除を選択します。
そのコマンドが削除されます。

クイックアクセスツールバーからコマンドをまとめて削除する
コマンドをまとめて削除するには、オプション画面からコマンドを削除します。
- エクセルを開きます。
-
クイックアクセスツールバーの▼からその他のコマンドを選択します。
-
オプション画面のクイックアクセスツールバータブが表示されます。
-
右の列から削除したいコマンドを選択して削除を選択します。
この操作を繰り返して不要なコマンドをすべて削除します。
-
OKを選択します。
コマンドがまとめてクイックアクセスツールバーから削除されます。

クイックアクセスツールバーをカスタマイズする
クイックアクセスツールバーにはエクセルの機能(コマンド)を追加や削除するだけでなく、ボタンの並び順などをカスタマイズしたり、ショートカットキーから操作できます。
- コマンドを追加:間違ってコマンドを削除してしまった場合でも、クイックアクセスツールバーにコマンドを追加する方法があります。
- リセット:クイックアクセスツールバーをリセットして、初期状態に戻す方法があります。
- エクスポート:クイックアクセスツールバーの設定をエクスポートして、現在の状態をファイルに保存できます。
- インポート:クイックアクセスツールバーの設定をインポートして、その時点の状態に戻せます。
その他のカスタマイズ方法など、クイックアクセスツールバーに関連する記事をまとめて紹介します。
まとめ
- 不要なコマンド:自動保存のような頻繁に使わないようなコマンドは削除して操作ミスを減らせます。
- 見た目がスッキリ:コマンドを削除すると余計なものが表示されないので画面がスッキリします。
- エクセルとして保存される:クイックアクセスツールバーの設定は、ファイル単位ではなくエクセルの設定として自動で保存されています。
- Office アプリとの共通点:Word など他の Office アプリでも同様の操作ができるので、それらを使う際にも役立ちます。
この設定を活用してエクセルの時短に役立ててください。