Excel のシート構成を保護して追加や削除を禁止するには
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エクセルのシートを誤って操作してしまったり、勝手に削除された経験はありませんか。チームで作業していると、このようなトラブルが起こることがありますよね。
そんな時、シート構成をパスワードで保護する方法があるんです。シートの追加や削除、移動などあらゆる操作を禁止できるようになります。
意図せずに変更してしまうことを未然に防げます。また、非表示にしているシートを再表示させないこともできます。大切なシートが意図せず変更されてしまうのを防ぎ、安心して作業できるようになります。
パスワードを設定して、知らない人には操作できないようにすることも可能です。ファイルを配布するときなど、勝手に変更されたくないときに便利です。
校閲タブにあるブックの保護を選択して、シート構成を保護できます。
シート構成を保護する
シート構成を保護する方法がいくつかあります。それぞれの結果に違いはありません。
- リボンからシート構成を保護する
- 情報タブからシート構成を保護する
🔒リボンからシート構成を保護する
シート構成を保護するには、校閲タブにあるブックの保護を選択します。
- エクセルを開きます。
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校閲タブからブックの保護を選択します。または Alt + R, P, W キーの順に入力して、ショートカットから選択できます。
-
パスワードを入力して、OK を選択します。シート構成をチェックした状態にします。
- パスワードを空にすると、誰でもシート構成の保護を解除できるようになります。
- パスワードの文字数は最大 255 文字です。
- 大文字と小文字が区別されます。CapsLock キーがオンになっていないか注意してください。
-
確認のためにもう一度同じパスワードを入力して、OK を選択します。
違うパスワードを入力するとメッセージが表示され、入力をやり直す必要があります。 -
ファイルを保存します。
このファイルを保存しないで閉じたときは、設定が元に戻っています。
これで、シート構成がパスワードで保護されました。シートの追加や削除といった操作をするにはパスワードを入力して保護を解除する必要があります。
🔒情報タブからシート構成を保護する
シート構成を保護するには、情報タブにあるブックの保護を選択します。
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ファイルタブから情報を選択します。
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ブックの保護からブック構成の保護を選択します。または Alt + F, I, P, W キーの順に入力して、ショートカットから選択できます。
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パスワードを入力して、OK を選択します。シート構成をチェックした状態にします。
- パスワードを空にすると、誰でもシート構成の保護を解除できるようになります。
- パスワードの文字数は最大 255 文字です。
- 大文字と小文字が区別されます。CapsLock キーがオンになっていないか注意してください。
-
確認のためにもう一度同じパスワードを入力して、OK を選択します。
違うパスワードを入力するとメッセージが表示され、入力をやり直す必要があります。 -
ブックの保護設定が有効になったので、上書き保存を選択して保存します。
このファイルを保存しないで閉じたときは、設定が元に戻っています。
これで、シート構成がパスワードで保護されました。シートの追加や削除といった操作をするにはパスワードを入力して保護を解除する必要があります。
シート構成を保護してみる
シート構成を保護すると、シートに対する次の操作ができなくなります。
- 追加
- 削除
- 移動
- コピー
- 名前の変更
- 非表示/再表示
- 背景色の変更
これらの操作をしたときに何も反応しないか、ブックは保護されています。変更できません。のようなメッセージが表示されます。
🔒パスワード
- 省略する:自分やチームのメンバーが誤ってシートを操作しないようにするには、パスワードを省略すると簡単に解除できて必要な時に操作できます。
- 設定する:ファイルを配布するときは、シート構成の保護を解除されないようにパスワードを設定します。
- パスワードを忘れるとリセットする方法がないため、二度とシート構成の保護を解除できなくなります。
- ただし、ファイルを .zip にして解凍し、workbook.xml の workbookProtectionタグを削除するとシート構成の保護が解除されます。誤操作でファイルが破損する危険があるため詳しい手順は省略します。
シート構成の保護を解除する
シート構成の保護を解除するには、設定したパスワードを入力します。
- エクセルのシート構成を保護したファイルを開きます。
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リボンから:校閲タブからブックの保護を選択します。または Alt + R, P, W キーの順に入力して、ショートカットから選択できます。
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情報タブから:情報タブにあるブックの保護からブック構成の保護を選択します。または Alt + F, I, P, W キーの順に入力して、ショートカットから選択できます。
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リボンから:校閲タブからブックの保護を選択します。または Alt + R, P, W キーの順に入力して、ショートカットから選択できます。
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パスワードの入力を求められます。正しいパスワードを入力して、OK を選択します。
- パスワードを空にしているときは、この手順は省略されます。
- パスワードを忘れるとリセットする方法がないため、二度とシート構成の保護を解除できなくなります。
- 間違ったパスワードを入力すると、入力したパスワードが間違っています。CpasLock キーの状態に注意して、大文字と小文字が正しく使われていることを確認してください。というメッセージが表示され保護は解除されません。
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ファイルを保存します。
このファイルを保存しないで閉じたときは、設定が元に戻っています。
これで、シート構成の保護が解除されました。
クイックアクセスツールバーからシート構成を保護または解除する
クイックアクセスツールバーからブックの保護ボタンを選択しても保護または解除できます。
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校閲タブからブックの保護を右クリックしてクイックアクセスツールバーに追加を選択します。
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クイックアクセスツールバーに表示されたブックの保護ボタンを選択します。
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保護する:パスワードを入力して、OK を選択します。シート構成をチェックした状態にします。
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解除する:正しいパスワードを入力して、OK を選択します。
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保護する:パスワードを入力して、OK を選択します。シート構成をチェックした状態にします。
シート構成が保護または解除されます。
- この他にもクイックアクセスツールバーにコマンドを追加する方法があります。
- クイックアクセスツールバーのボタンを並べ替える方法があります。
ブックやシート、セルの保護について
シート以外にもファイルを保護したり、セルを保護する方法もあります。
- パスワードで閲覧禁止:パスワードを設定してファイルをロックにする方法があります。パスワードを知らない人はファイルを開けなくなります。
- 読み取り専用で開くか選択:読み取り専用で開くか選択できるようにする方法があります。ファイルを開くときに読み取り専用にするか選択できます。
- セル入力の禁止:セルに入力するのを禁止する方法があります。入力欄以外をすべて入力禁止して見出しなどを編集されないようにできます。詳細については後日公開予定です。
まとめ
- 操作ミス防止:間違って並び順を変更したり名前を変更してしまうようなミスがなくなります。必要なときに保護を解除できます。
- 勝手に操作させない:チームでファイルを編集するときに、勝手にシートを削除されるようなことがなくなります。安心して作業ができます。
- シートを守る:ファイルを配布するときに、非表示にしているシートが表示されたり、シートを追加や削除されるようなことがなくなります。パスワードを設定して保護が解除されないようにできます。
この方法を活用してエクセルの時短に役立ててください。