Excel のヒントに機能の説明を表示するか切り替えるには

更新日:

エクセルのリボンに数多く表示されている機能(コマンド)が何なのかをすべて覚えるのは大変ですよね。その説明を表示してくれるのがヒントです。関数名やグラフの種類を忘れてしまった時でも、ヒントを見ればすぐに思い出すことができます。

ヒントはコマンドにマウスカーソルを合わせると、そのコマンドの説明やショートカットキーを表示してくれるので便利です。ヒントを見なくても操作できるときは非表示にできます。

オプション画面にあるヒントのスタイルから、表示内容を設定できます。

ヒントのスタイル設定を有効にする

ヒントのスタイルを変更するには、オプション画面のヒントのスタイルを設定します。

  1. エクセルを開きます。
  2. ファイルタブからオプションを選択します。または Alt + F, T キーの順に入力して、ショートカットからオプション画面を表示できます。
    ファイルタブを選択
    ファイルのオプションタブを選択
  3. 全般タブからヒントのスタイルを選択します。
    オプションの全般タブ
    全般のユーザーインタフェースのオプション区分 ヒントのスタイル
  4. OKを選択します。
    オプションの OK ボタン

これで、コマンドにマウスカーソルを合わせるとヒントが表示されるようになりました。

ヒントを表示してみる

設定によってヒントに表示される内容が変化します。

💡ヒントに機能の説明を表示する

  1. ヒントに機能の説明を表示するに設定している状態で、コマンドにマウスカーソルを合わせます。

コマンドの名前とショートカットキー、説明などが表示されます。

コマンドのヒントに機能の説明を表示する

💡ヒントに機能の説明を表示しない

  1. ヒントに機能の説明を表示しないに設定している状態で、コマンドにマウスカーソルを合わせます。

コマンドの名前とショートカットキーが表示されます。

コマンドのヒントに機能の説明を表示しない

❌ヒントを表示しない

  1. ヒントを表示しないに設定している状態で、コマンドにマウスカーソルを合わせます。

何も表示されません。

リボンをカスタマイズする

リボンにはエクセルの機能(コマンド)を追加や削除するだけでなく、タブの表示・非表示や並び順などをカスタマイズしたり、ショートカットキーから操作できます。

その他のカスタマイズ方法など、リボンに関連する記事をまとめて紹介します。

まとめ

  • 学習効率アップ:ヒントを活用することで、関数やグラフ作成の時間を短縮できます。エクセルを操作する学習スピードを速めることができます。
  • ショートカットキーを覚える:ヒントに説明を表示するとショートカットキーも表示されるので、素早い操作ができるようになります。
  • 慣れているとき:ヒントの説明を表示しなくても操作できるようになってくると、非表示にして簡素な見た目の方が集中できます。
  • 好みで選択:説明はあっても困らないため、好みに合わせて表示内容を選択できます。
  • Office アプリとの共通点:Word など他の Office アプリでも同様の操作ができるので、それらを使う際にも役立ちます。

この設定を活用してエクセルの時短に役立ててください。