Excel のサインインが必要な場合でも、その他の保存場所を表示するとは

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エクセルに Microsoft アカウントでサインインしていないとき、新しいファイルを OneDrive に保存することはありませんよね。ローカルに保存していると思います。

ファイルタブにある名前を付けて保存から、保存先として必要のない OneDrive の表示または非表示を切り替えられます。

OneDrive はクラウド上に保存されるため、どこからでもアクセスできて便利ですが、不要なときは表示していると操作の邪魔になります。

オプション画面にあるサインインが必要な場合でも、その他の保存場所を表示するのチェックを外して、非表示にできます。

サインインが必要な場合でも、その他の保存場所を表示する設定を無効にする

エクセルにサインインしていないときに OneDrive を保存先から非表示にするには、オプション画面のサインインが必要な場合でも、その他の保存場所を表示するのチェックを外します。

  1. エクセルを開きます。
  2. ファイルタブからオプションを選択します。または Alt + F, T キーの順に入力して、ショートカットからオプション画面を表示できます。
    ファイルタブを選択
    ファイルのオプションタブを選択
  3. 保存タブからサインインが必要な場合でも、その他の保存場所を表示するのチェックを外します。
    オプションの保存タブを選択
    ブックの保存区分 サインインが必要な場合でも、その他の保存場所を表示する
    サインインが必要な場合とは、エクセルに Microsoft アカウントでサインインしていない状態のときです。
  4. OK を選択します。
    オプションの OK ボタン

これで、名前を付けて保存から OneDrive が非表示になります。

この設定は Word など他の Office アプリと共通設定です。

名前を付けて保存してみる

🟩OneDrive を表示しない

設定を無効にしている状態で名前を付けて保存をすると、保存先から OneDrive が非表示になっています。

  1. エクセルを開きます。
  2. ファイルタブから名前を付けて保存を選択します。または Alt + F, A キーの順に入力して、ショートカットから名前を付けて保存を表示できます。
    ファイルタブを選択
    ファイルの名前を付けて保存タブ

OneDrive が非表示になっています。

名前を付けて保存タブから OneDrive が非表示

✅OneDrive を表示する

設定を有効にしている状態で名前を付けて保存をすると、保存先に OneDrive が表示されます。

名前を付けて保存タブに OneDrive が表示

👤サインイン中

Microsoft アカウントでエクセルにサインインしているときは、設定に関わらず OneDrive が表示されます。

サインインすると名前を付けて保存タブに OneDrive が表示

サインインしているか確認する

エクセルにサインインしているかどうかはアカウント画面から確認できます。

  1. エクセルを開きます。
  2. ファイルタブからアカウントを選択します。または Alt + F, D キーの順に入力して、ショートカットからアカウントを表示できます。
    ファイルタブを選択
    ファイルのアカウントタブ

ここからアカウントのユーザー情報を確認でき、サインインやサインアウトができます。

既定でローカルに保存する

設定やサインインの状態に関わらずに OneDrive を使用しないでローカルに保存できます。

その他の保存方法など、保存に関連する記事をまとめて紹介します。

まとめ

  • 不要な設定:Microsoft アカウントでサインインしているときは、この設定は使用されません。
  • OneDrive を使いたくない:サインインしていないときに OneDrive を非表示にできるので、間違って選択する煩わしさから解放されます。
  • OneDrive に自動保存:OneDrive に自動保存できます。クラウド上に保存されるので、他のデバイスからもアクセスできます。

この設定を活用してエクセルの時短に役立ててください。