Excel の編集言語を追加して英語入力にするには

更新日：2025年7月11日

エクセルの入力を英語にしたいと思ったことはありませんか。日本語を使わずに英語のみで使用するときは英語を基準にして入力すると、スペルチェックなどの支援を受けられて便利です。

この記事では、編集言語を追加する方法を紹介します。英語やその他の言語をインストールできます。

編集言語は入力方向や文章校正など、入力に関係する言語を英語基準にできます。この他に表示言語があります。これは、画面に表示される文字を英語にできます。

オプション画面にあるオーサリング言語を追加して、英語入力ができます。

編集言語とは

編集言語 (オーサリング言語) とはキーボードで入力する言語のことです。編集言語をインストールすると次のようなことができるようになります。ただし、一部の機能は Windows にその言語を追加している必要があります。

既定のフォント：その言語に合わせたフォントが既定になります。
キーボードレイアウト：その言語で入力できるようになります。ただし Windows にその言語を追加している必要があります。
日本語しかインストールされていなくても英語は入力できます。
入力方向：その言語の入力方向で入力できるようになります。日本語や英語は左から右に入力します。アラビア語などは右から左に入力します。ただし Windows にその言語を追加している必要があります。
Word は Windows に言語を追加しなくても入力方向に対応しています。
文章校正：スペルチェックやオートコレクト (自動で先頭の文字を大文字に変換など) などの文章校正機能が、その言語を基準として使用できるようになります。追加で校正ツール (校正機能) をインストール必要があります。

完全にその言語で入力するには Windows にその言語を追加して、校正ツールもインストールする必要があります。

英語の編集言語を追加するには、オプション画面のオーサリング言語に英語 (米国) を追加します。

エクセルを開きます。
ファイルタブからオプションを選択します。または Alt + F, T キーの順に入力して、ショートカットからオプション画面を表示できます。
言語タブから Office のオーサリング言語と校正機能の言語を追加を選択します。
英語 (米国) を選択して、校正ツールを入手するをチェックして追加を選択します。
- 他の言語を追加したいときはその言語を選択します。
- その言語の校正ツールをインストール済みの場合は、校正ツールを入手するが無効になりチェックできません。
- 校正ツールをインストールすると、その表示言語もインストールされます。
英語 (米国) がリストに追加されています。校正ツールを入手していないときは校正機能は利用可能を選択してインストールできます。

英語 (米国)を優先として設定すると、編集言語を切り替えられます。
OK を選択します。
確認メッセージが表示されるので OK を選択します。

エクセルを再起動すると変更が反映されます。
エクセルを閉じます。