Excel の不要な表示言語を削除するには
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エクセルの画面に表示される言語を日本語や英語に切り替えられることは知っていますか。その言語のことを「表示言語」といいます。使わなくなった言語をそのままにしておくと容量を圧迫したり、誤って設定してしまう恐れもあります。
この記事では、不要になった英語の表示言語を削除する方法を紹介します。削除しても、再インストールして元に戻せます。
表示言語は画面に表示される文字の言語です。この他に編集言語があります。これは入力方向や文章校正などの、入力に関係する言語を基準にします。
Windows のアプリの一覧から アンインストール を選択して、削除できます。
表示言語を削除する
英語の表示言語を削除するには、Windows のアプリの一覧からアンインストールを選択します。
- エクセルを含む Office アプリを開いているならすべてのウィンドウを閉じます。
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Windows 11:
- 設定 > アプリ > インストールされているアプリ を表示します。
- アプリの検索に 365 や Office を入力して検索します。
- インストールしている Office 製品の後ろに en-us と表示されているのが英語の表示言語です。その … からアンインストールを選択します。
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Windows 10:
- 設定 > アプリと機能を表示します。
- このリストを検索に 365 や Office を入力して検索します。
- インストールしている Office 製品の後ろに en-us と表示されているのが英語の表示言語です。en-us を選択してアンインストールを選択します。
- 日本語なら ja-jp と表示されます。エクセルを日本語でインストールしたときは、ja-jp は表示言語ではなく Office アプリなのでアンインストールすると Office がアンインストールされることに注意します。
- 言語の追加からインストールした表示言語だけを削除するようにします。
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Windows 11:
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Uninstallを選択します。
その言語でメッセージが表示されます。
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アンインストールされたので Close を選択します。
パソコンを再起動する必要はありませんが、再起動するのをおすすめされます。
これで、表示言語の英語をアンインストールしました。その編集言語の校正ツールもアンインストールされます。英語を表示言語にしていたときは、次にエクセルを開いたときに日本語などに変更されています。

この設定は Word など他の Office アプリと共通設定です。
表示言語を削除すると
英語の表示言語を削除すると、それを表示言語にしていたときは日本語などが自動で表示言語に設定されます。
🌏編集言語
表示言語を削除するとスペルチェックなど文章校正で使用する校正ツールも合わせて削除されます。その言語が不要になったときは編集言語を削除できます。
その他の言語の設定
表示言語の他に編集言語があります。片方を削除したらもう片方も削除して、完全にその言語を削除できます。
- 編集言語を削除する:編集言語を削除する方法があります。表示言語を削除したら文章校正で使う編集言語も合わせて削除できます。
- 表示言語を追加する:表示言語を追加する方法があります。英語やその他の言語に切り替えるには先に言語をインストールする必要があります。
- 表示言語を切り替える:表示言語を切り替える方法があります。英語にしたり日本語に切り替えられます。
まとめ
- 容量節約:僅かですが表示言語をインストールすると HDD などの容量を圧迫します。削除して容量を節約できます。
- 誤操作防止:不要な表示言語がいつまでも残っていると誤って設定してしまったり、切り替えるのが煩わしくなります。
- 校正ツールも削除:編集言語で使用するスペルチェックなどの校正ツールも合わせて削除されます。
- Office アプリとの共通設定:Word など他の Office アプリで同じ設定を変更すると、Excel の設定も同様に変更されます。
この設定を活用してエクセルの時短に役立ててください。