Excel の操作の音を鳴らすか切り替えるには

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エクセルの画面を見ないでも操作が正しく行われたか知りたいと思ったことはありませんか。

セルのコピーや貼り付け、元に戻すなどの操作をしたときに専用の音を鳴らすことができます。視覚障害や画面を見ないでキーボードで操作しているときに役立ち、作業効率アップにもつながります。

周りの人に迷惑がかかるときは、音を無効にして作業ができます。

オプション画面にある操作の結果を音で知らせるをチェックして、音を鳴らすことができます。

操作の結果を音で知らせる設定を有効にする

操作の音を鳴らすには、オプション画面の操作の結果を音で知らせるをチェックします。

  1. エクセルを開きます。
  2. ファイルタブからオプションを選択します。または Alt + F, T キーの順に入力して、ショートカットからオプション画面を表示できます。
    ファイルタブを選択
    ファイルのオプションタブを選択
  3. アクセシビリティタブから操作の結果を音で知らせるをチェックします。
    オプションのヘッダー オプションのアクセシビリティタブを選択
    操作の結果を音で知らせるをチェック
    チェックを外すと音は鳴らなくなります。
  4. 音の種類をサウンド設定からモダンクラシックを選択します。
    サウンド設定を選択
    どちらにするかは好みです。
  5. OK を選択します。
    オプションの OK ボタンを選択

これで、操作をしたときに音が鳴るようになりました。

この設定は Word など他の Office アプリと共通設定です。

音が鳴る操作

主に次のような操作で音が鳴ります。この他にもいろいろな場面で音が鳴ると思います。

  • クリップボード:元に戻すややり直し。
  • セルの操作:セルのコピーや貼り付け、切り取り。
  • セルの値:オートフィルやデータの並べ替えなどセルの値が変更される操作。
  • Delete:セルやセルの範囲で Delete キーを入力して削除する。
  • 行や列の操作:行や列の挿入や削除。
  • シートの操作:シートの選択。
  • 保存:ブックを上書き保存名前を付けて保存する。

アニメーションを有効にする

エクセルの操作の結果をアニメーションで表示する方法があります。操作内容が把握しやすくなります。

まとめ

  • 視覚に頼らない:画面を見なくても操作の内容が分かるため、キーボードで効率的に作業を進められます。
  • 操作の確認:操作の種類によって音が異なるので、操作ミスをしたときに気づきやすくなります。
  • 音量に注意:周りに人がいる環境では大きな音を鳴らすと迷惑になります。音量を下げたりイヤホンを使用するなど配慮が必要になります。
  • Office アプリとの共通設定:Word など他の Office アプリで同じ設定を変更すると、Excel の設定も同様に変更されます。

この設定を活用してエクセルの時短に役立ててください。