Excel の数式バーのサイズを変更するには
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エクセルの数式バーに長い数式やセルに入力された内容が、一行分しか表示されず、全体が見えなくて困った経験はありませんか?
この記事では、そんな悩みを解決する数式バーのサイズ変更機能を紹介します。数式バーの高さを展開/縮小することで、複数行の内容を一度に表示できるように調整できます。
数式バーを展開したときの高さをドラッグして、表示される行数を自由に調整できるんです。これで、長い内容も確認しやすくなりますよ!
数式バーを展開/縮小する
数式バーを展開/縮小するには、数式バーの▼を選択します。
- エクセルを開きます。
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展開する
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数式バーの▼を選択します。
- または Ctrl + Shift + U キーを入力して、ショートカットから展開/縮小できます。
-
数式バーの▼を選択します。
-
縮小する
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数式バーの▲を選択します。
- または Ctrl + Shift + U キーを入力して、ショートカットから展開/縮小できます。
-
数式バーの▲を選択します。
これで、数式バーが展開/縮小されました。展開したときの数式バーの高さを変更できます。
エクセルの最後のウィンドウを閉じたとき、その数式バーの状態が、次にファイルを開いたときの数式バーの状態として保存されます。
数式バーの高さを変更する
数式バーの展開したときの高さを変更するには、数式バーの下端をドラッグします。
-
数式バーの下端を上下にドラッグします。
- 一行単位で調整できます。
- 高さ広げると自動で展開され、一行分にすると縮小されます。
これで、数式バーの高さが変更されました。この高さが数式バーを展開した時の高さになります。
最後に変更した高さが、次に他のファイルも含めて数式バーを展開したときの高さとして保存されます。
数式バーのサイズを変更してみる
数式バーはセルに入力された内容が自動で折り返して表示されます。展開した高さを広げることで、すべての内容を数式バーに表示できるようになります。
すべてを表示するサイズが足りないときはスクロールバーが表示されます。
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長文が入力されたセルを選択します。
数式バーの高さが足りないのですべてが表示されていない状態です。 -
数式バーを展開します。すべてが表示されないときはスクロールバーが表示されます。
- スクロールバーから隠れている内容を表示させることができます。
- 画面サイズに余裕があるなら展開しておくと、スクロールバーから常にすべてを表示できるようになり便利です。
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数式バーの高さを広げてすべてを表示します。
自動で折り返して表示されます。
セルのサイズを変更することなくすべての内容を表示できるようになります。数式バーから直接編集することもできます。
数式バーを操作する
数式バーの表示/非表示を切り替えたり、数式バーで改行を入力することができます。
- 数式バーを非表示:数式バーを非表示にする方法があります。作業スペースを広げられます。
- 数式バーで改行する:Alt + Enter キーを入力して数式バー内で改行を入力できます。詳細については後日公開予定です。
まとめ
- データを確認しやすく:自動で折り返して表示しているような長文をセルで見るより、サイズの広い数式バーで確認した方が見やすくなります。
- 隠れた内容をすべて表示:セルのサイズが小さくてすべて表示されていなくても、数式バーを展開するとすべて表示され、隠れた内容を見逃さなくなります。
- 数式を見やすく:関数を入れ子にしているようなときは、きりのいいころで改行するとわかりやすくなり、入力ミスの軽減にもつながります。
この方法を活用してエクセルの時短に役立ててください。