Excel の作業ウィンドウのタブを管理するには
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エクセルのヘルプや書式設定などが表示される作業ウィンドウをタブ化できるのを知っていますか。
画面の右端にドッキングしているときだけタブ化して表示できます。複数の作業ウィンドウを表示すると自動でタブ化されます。タブを選択して作業ウィンドウを切り替えられます。
多くの作業ウィンドウを表示するときはタブ化することで、作業領域を広く使えるようになります。
作業ウィンドウのタブを管理する
作業ウィンドウを右端にドッキングして複数表示するとタブが表示されます。
- タブ化する
- 作業ウィンドウを切り替える
- 作業ウィンドウを縮小する
- 作業ウィンドウをタブから切り離して複数列で表示する
- 作業ウィンドウを再度タブ化する
- 作業ウィンドウを閉じる
🗂️タブ化する
作業ウィンドウを表示すると右端にドッキングされます。複数表示すると自動でタブ化されます。
- エクセルを開きます。
-
作業ウィンドウを複数表示します。ここではヘルプと書式設定を表示します。
他にもナビゲーションやオブジェクトの選択や表示など、作業ウィンドウなら何でもいいです。
これで、作業ウィンドウがタブ化されて表示されました。

- 図の書式設定やグラフの書式設定など書式設定は、まとめて 1 つのタブになります。画像を選択しているときは図の書式設定が表示され、グラフを選択しているときはグラフの書式設定が表示されます。
- 作業ウィンドウを移動して右端以外に表示しているときはタブ化されません。
- ウォッチウィンドウは例外でタブ化されません。
↪️作業ウィンドウを切り替える
作業ウィンドウを切り替えるにはタブを選択します。
-
表示したい作業ウィンドウのタブを選択します。
これで、選択した作業ウィンドウに切り替わりました。

_作業ウィンドウを縮小する
作業ウィンドウを縮小するには、選択中のタブを選択します。
-
選択しているタブを選択します。
これで、作業ウィンドウが縮小されました。もう一度タブを選択して展開できます。

✂️作業ウィンドウをタブから切り離して複数列で表示する
作業ウィンドウをタブから切り離して複数列で表示するにはタブから移動を選択します。
-
切り離したい作業ウィンドウの▼からタブから移動を選択します。
これで、作業ウィンドウが複数列で表示されました。まだタブ化されている作業ウィンドウが残っているなら操作を繰り返して切り離せます。

🗂️作業ウィンドウを再度タブ化する
切り離した作業ウィンドウを再度タブ化するにはタブへ移動を選択します。
-
再度タブ化したい作業ウィンドウの▼からタブへ移動を選択します。
- 一番右側の列にタブへ移動は表示されません。
- 作業ウィンドウを移動してドッキングを解除してから、もう一度右端にドッキングしてもタブ化されます。
これで、作業ウィンドウが再度タブ化されました。

❌作業ウィンドウを閉じる
作業ウィンドウを閉じるには×ボタンを選択します。
-
作業ウィンドウの×ボタンを選択します。
これで、作業ウィンドウが閉じられました。作業ウィンドウが 1 つになるときはタブは表示されません。

作業ウィンドウを移動やサイズ変更する
作業ウィンドウを移動やサイズ変更する方法があります。左端にドッキングしたり、独立して表示させることができます。
タブ化している作業ウィンドウを移動させると、タブから切り離すことができます。
作業ウィンドウの一覧
主な作業ウィンドウの一覧を紹介します。既定の位置が異なるものがあります。
-
右端にドッキング:
- 書式設定 (図やグラフなど)
- 選択 (オブジェクトの選択と表示)
- クエリと接続
- コメント
- ナビゲーション
- ヘルプ
-
左端にドッキング:
- クリップボード
- ドキュメントの回復
-
独立ウィンドウ:
- ウォッチウィンドウ
まとめ
- 効率アップ:常に作業ウィンドウを表示しながらタブで簡単に切り替えられるので、必要な情報や操作をすぐに扱えるようになります。
- 非表示にする:選択中のタブを選択して縮小できるので、表示領域を広げたいときに便利です。
- タブの状態は保存されない:作業ウィンドウのタブの状態などは表示するたびにリセットされます。
- ウォッチウィンドウは特殊:ウォッチウィンドウは特殊でタブ化できません。また、すべてのファイルで共通して表示するかしないかになります。
この方法を活用してエクセルの時短に役立ててください。